笑われるから服着たら?
一応「笑う門には福来る」のつもりですが。
もうしばらくこのブログではライブのことを書いていないが、ライブに行っていないわけではない。
確かに、2~3年前あまりライブに行かなかった時期があるのだが、昨年から今年にかけては月1回以上の割合でライブに行っている。
にもかかわらず、このネタ切れ状態のブログにそれを書かないのは、そのほぼ全てが青山陽一の出演するライブだからだ。
私にとっては四半世紀近くにわたって追いかけているアーティストだが、一般的には超マイナーなので、そのライブについて書いたところで、興味のある人もおらんやろう、今までにライブについて書いた文章にリアクションがあったのもたった1回だけだし、と思っていちいちライブについて書くのは止めにしたのだ。
しかし、今回は、ちょっと腑に落ちないことがあったので、久しぶりに書いてみる。
先日、またしても青山陽一のライブに行った。
その日は、ライブ会場で、10月19日に青山陽一が5年ぶりに発表するフルアルバム「Blues For Tomato」を先行発売するというので、万難を排して会場に足を運んだのだった。
ライブ会場ではアルバムの他に、終演後に次回ライブのチケットも販売するとアナウンスされていた。
で、ライブ終演後、次回ライブのチケットを買おうとしたら、購入者の列の前方に友人がいたので、「俺の分も一緒に買っといて」と頼んで、会場を後にした。
さて、会場の外で友人と落ち合い、いつものように飲みに行ったのだが、友人が「いま理解し難い奴がいた」と言うのである。
さっき、チケットを買うために並んでいた時、後ろにいた女が「アルバムは買ってもどうせ聴かないから、その2500円でライブのチケットを買う方が良い」と言っていた、と言うのだ。
確かに理解し難い。
「アルバムよりライブの方が好き」なら理解できるし、この人物の発言も基本的な主旨はそういうことなのだと思う。
家でCDを聴くよりも、ライブの臨場感の方が好きだ、例えアクシデントやミスがあっても、そういう生々しさの方がより好きだ、という人はいるだろう。
いや、むしろ、そうでなければわざわざライブに足を運ばないだろう。
ライブには、その場でなければ生まれない、その場にいなくては感じられないグルーブ感、空気が確かにある。
しかし、アルバムにはアーティストが計算を尽して作り込んだ良さがある。
それはライブとは別の良さで、しかも、何度でも繰り返し聴くことが出来る。
何と幸福なことか。
それが「アルバムはどうせ聴かない」である。
こんなマイナーなアーティストのライブにわざわざ足を運ぶような人物なら、それもアルバム先行発売の日にやって来るのなら、青山陽一のファンだと思うのだが、ファンなのにアルバムは聴かないというのが信じられない。
私の場合だと、このライブの直後に出張があったので、MP3プレーヤーにこのアルバムのデータを入れて、出張の行き帰りの乗り物の中や宿泊先などで、このアルバムばかりをひたすら聴いていたのだが。
好きなアーティストがたくさんいて、毎日のようにライブに行くから、アルバムを聴いている暇もないし、それを買う金も惜しい、ライブ代にしたい、ということだろうか。
それだって、アルバムを聴かないということはないけどな、私なら。
とにかく腑に落ちないので、ちょっと書いてみた。


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