カタログショッピングもすっかり時代遅れになりましたが。
ガスコンロを新調した。
家を新築してから10年余り。
新築時に作りつけたのは3口+グリルのガスコンロだったが、吹きこぼれなどをきちんと掃除せずにほったらかしていたら、色々不具合が出てきた。
火を扱うものだけに、火災の原因になっては困ると思い、買い換えたのだ。
3口+グリルという構成は以前のままだが、カタログを見ていてひとつこだわったのは、グリルを両面焼のものにすることだった。
というのも、私のインチキ料理のレパートリーのひとつがホイル焼だから。
これまではオーブントースターでホイル焼を作っていた。
しかし、家の契約アンペア数が20Aのため、エアコンをつけたままオーブントースターをスタートさせるとブレーカーが落ちてしまうので、難渋していた。
そこで、以前のコンロのグリルでホイル焼を試してみたのだが、これが片面焼グリルだったので、どうしても火がうまく通らない。
そんなわけで、両面焼のグリルが欲しかったのだ。
さて、購入時にこだわったのは、その点だけだったのだが、いざ購入してみたら、ちょっと驚きの機能があった。
炊飯機能である。
てんぷら鍋が加熱しすぎで発火しないように、一定の温度以上になると火が消えるというセンサー消火機能があるが、そのセンサーの働きで鍋の温度を計測しながら自動で火加減をして、勝手に炊飯してくれる機能がついていたのである。
5年ほど前に電気炊飯器をダメにしてから、自宅では米を炊いていなかったのだが、これならばいま家にある鍋で米が炊ける。
これは面白いと、早速ありものの鍋で試してみると、まあまあうまく炊けた。
それ以来、しばらくやめていた自炊を再開してしまった。
自炊ったって、米を炊くだけで、おかずは作ったり作らなかったりだが。
以前と違うのは、食べすぎを防ぐため、1度に1合しか米を炊かないことだ。
学生時代は普通に2~3合炊いて1食で食べていた。
炊き込みご飯なんかだと、当時使っていた炊飯器の最大量である3.5合、目一杯に炊いて全部食べていた。
太るわけだ。
もう歳も歳なので、1合で我慢することにしたのだ。
ところが、そうなると家にありものの鍋では、ちょっと物足りなくなってきた。
というのも、家にある鍋で炊飯に使えるのが口径26センチの鍋なのだ。
この口径の鍋で1合の米を炊くと、炊き上りが鍋底に1センチ程度になってしまい、ふっくらと炊けないのだ。
そこで、もっと口径の小さい手頃な鍋がないかと探し始めた。
地元のスーパーで購入したのは口径18センチのステンレス鍋だった。
ちょうど良さそうな形をしていたのだが、コンロのマニュアルを熟読していなかったので、これが大失敗。
コンロのマニュアルにはステンレス製の鍋は「薄手(2.5mm以下)のステンレスなべの場合は焦げつきやすくなります」と書いてあったのだが、私が買ってきたのは底面の厚みが0.5mmという代物だったのだ。
マニュアルの指摘通り、真っ黒焦げになった。
ちなみに土鍋は使えない。
金属でないと温度センサーが機能しないからだ。
つまり、金属製で厚みのある鍋でないといけない。
結局、地元ではこれはというものが手に入らず、今度は立川に出掛けてみた。
伊勢丹にセレブなマダムに人気のルクルーゼの鍋があった。
良さげな感じはするが、いかんせん高い。
口径18センチほどのもので、4万円近くする。
それだったら電気炊飯器を買うよ。
そんなこんなで、とうとう、新宿の東急ハンズまで足を運んだ。
そこで見つけたのが、フェラミカという会社のKAWAGUCHI i-monoというシリーズの口径15センチのホットパン。
埼玉県川口市の鋳物の鍋で、ほうろう加工してあるもの。
15,750円と安くない値段だったので、ちょっと迷ったが、気に入ったので思い切って買った。
いや、この値段でも炊飯器買えますけどね。
早速米を炊いてみるが、思いっきり吹きこぼれる(泣)
くそー、高かったのに。
しかし、ふとあることを思い出した。
以前テレビで、土鍋で鯛めしを炊く時に土鍋のふたを布巾で覆っていたような気がする。
最初に米を炊いた時、鍋のふちとふたの形作る溝に一旦水が溜まって、それから吹きこぼれた。
ということは、この溝になっている部分に布巾(家にないのでハンドタオルで代用)をつめるようにすれば、吹きこぼれとなる水を吸い取ってくれるのではないか。
実際にやってみたら、案の定、うまく吸い取ってくれた。
最初の大量に吹き出てくる水さえ吸ってしまえば、あとはタオルをはずしても大丈夫なのもわかった。
最初の水だけ吸わせて、すぐにタオルをはずせば、熱でタオルが燃え出したりする心配もない。
コンロでの炊飯の欠点は、保温ができないことだが、その点も、この鍋は厚みがある分すぐには冷めない。
いまのところ、使い心地はまあまあである。
おこげができるところが、なんだかそれらしくていい。
ただ、まあ、味の違いとかは聞かんでくれ(笑)
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