Jew は来ませり
先日の「周は来ませり」よりは、こちらの方が出来が良いな。
狛犬趣味の先輩である、たくきよしみつさんには一度お目にかかったことがあるだけで、あとは何度かメールでやりとりしたり、年賀状のやりとりがあったりという関係だが、そのたくきさんは、ご自分が『森トンカツ』の替え歌の作者であると主張なさっている方でもある。
詳しいことはここに詳しく書かれているが、なかなか信じてもらえないそうだ。
まあ、申し訳ないが、仕方がないことだろう。
確かに誰かが最初に言い出したものではあろうが、ああいうシンプルな替え歌は、もともと日本にある言葉遊びの系譜から逸脱したものではなく、ちょっと機転の利く人間なら、誰でも思いつくことができるような代物だ。
たくきさんが『森トンカツ』を思いついたという言葉に嘘はないだろうが、同時多発的に複数の人間が同じことを思いついている可能性も否定はできない。
私のこのブログの駄洒落タイトルも、「これはイケル」と思っても検索したら既に多くの人が思いついていた、なんてことはしばしばだ。
たくきさんは私より10歳年長なので『森トンカツ』だが、私たちの世代にも『瀬戸ワンタン』があるし、きっと下の世代にも、似たようなものはあるはずだ。
とここまで書いて、今度は私がひとつ宣言したい。
昨日、標語の事を書いていて思い出したが、私が考え出して、いまも流布している標語(?)がある。
それは火の用心の夜回りの際の掛け声。
『ボール蹴ってもストーブ蹴るな』
である。
あれは私が小学校5年生の時のことだから、昭和50年(1975)の冬のこと。
京都府長岡京市の実家のある地区の子供会で、火の用心の夜回りをすることになった。
火の用心の掛け声といえば、『マッチ一本火事の元』という有名なフレーズがあるが、それだけではつまらないので、何かオリジナルの掛け声を自分たちで作ろうではないか、という話になった。
言い出したのは、子供会担当の大人だったと思うが、何しろ、そういう話になったのだった。
その時に考え出したのが『魚焼いても家焼くな』と『ボール蹴ってもストーブ蹴るな』であった。
もうひとつあった気がするが、思い出せない。
『魚焼いても家焼くな』は、別の子供が考えたものだが、『ボール蹴ってもストーブ蹴るな』は、私が発案したものだ。
そう記憶している。
このフレーズは実家の地元の子供会にずっと受け継がれている。
何年か前に帰省した時も、このフレーズを用いて夜回りする子供たちの声が聞こえてきて、心の中で「それはおっちゃんが考えたんやで」とつぶやいたりした。
ところが、これが実家の地元の地区を越えて流布しているようで、いつだったか、実家とはまったく別の地区でもこのフレーズを耳にして、「へぇ―」と思ったものだ。
検索してみると、近畿地方を中心にこのふたつの言い回しは広く流布しているようだ。
『魚焼いても・・・』は『サンマ焼いても・・・』に変形しているようだが、『ボール蹴ってもストーブ蹴るな』は原形を留めている。
ちなみに、ご理解いただけると思うが、サンマは秋の魚で夜回りをするような冬の時期のものではない。
したがって、『魚焼いても・・・』の方がより古い形態なのは明らかである。
ということで、自称発案者からお願いです。
昭和50年以前に既にこのフレーズを使っていたという方、いらしたらご指摘ください。
私の記憶違いの可能性もあるので。
それと、どのぐらいの範囲まで広がっているのか知りたいので、自分の所でもこのフレーズを使うという方、その場所を教えて下さい。
孫子の代まで語り伝えたいので。
って、独身じゃねぇか、おまえ(苦笑)


Comments