訃報就労
過労死?
思えば年末は訃報のシーズンでもある。
歳も40を過ぎると、喪中欠礼のハガキが毎年数枚は届く。
人付き合いを極力少なくしている私でこれなら、世間の40過ぎの皆さんには、さぞやたくさんの嬉しくはないハガキが届いていることだろう。
随分久しぶりに覗いてみた『医学都市伝説』では、私の高校の先輩(面識はないですが)でもあるwebmaster氏が3ヶ月ほど前にご夫人を亡くしておられた。
その文章を読んでいたら、母親を亡くした時のことを思い出して、ちょっと泣きそうになった。
訃報ではないが、これまた久しぶりに西村郁代のブログを覗いてみたら、arcorhymeの相方であり、夫でもある高浪敬太郎氏が入院加療中とのこと。
退院しても音楽活動が続けられるかどうかなどと書かれているので、相当の状況のようだ。
またそろそろライブに行ってみようかと思って見てみたら、こんな状況で、ちょっとショックを受けた。
私自身はと言えば、実は父親に肺ガンが見つかり、右往左往した年であった。
幸い発見が早く、転移もなかったため、切除手術をすることが出来た。
5年生存率は80%だと医者には言われた。
術後の経過も順調で、いまでは酒も飲んでいる。
さすがにタバコはやめたが(笑)
思えば、8年前、父親が長年奉職した大学を定年になった時、その記念にと贈ったのが腕時計とライターだった。
腕時計は、昔、父親が結婚祝いに人からもらった腕時計を壊したことがあって、その罪滅ぼしを兼ねていた(ただし本人にはそんなことは言ってない)。
ライターの方は、酒を飲みながらタバコを吸うのは長年の父親の楽しみなので、健康でいる限りはその楽しみを続けてくれ、という意味だったのだが、よもや10年経たずに不要になるとはね。
あの時、酒がらみのものを贈るか、それともライターかと迷ったのだが、いつも持ち歩けるものをと思ってライターにしたのだった。
もし、酒がらみのものを選んでいたら、今頃は肝臓ガンになってたりして。
いや、冗談ではない。
ライターなんか贈ってないで、私は禁煙を勧めるべきだったのかも知れない。
そして、今後は禁酒を勧めるべきなのかも知れない。
しかし、当面はそうはしないつもりだ。
いきなりタバコも酒も取り上げるのは、人生の楽しみを奪うことにもなるから。
本人が酒より長生きを望むか、残された時間を楽しみ尽くそうと思うか、それ次第だ。
父親が、私が若い頃によく言っていたのは、
俺がお前の人生を代わりに生きられるわけじゃないんだから、自分の人生は自分で考えて決めろ
という言葉だった。
本人に対しては口には出さないが、この言葉をいまは父親に返すつもりでいる。
決めるのは父親だ。
私はそれにお付き合いするだけ。
それ以外に出来ることもないしな。













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