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April 21, 2008

料金的に彼女

人気のある娘は料金が高いから、この娘で我慢しとくよ。

このところ休日出勤が続いていたので、気分転換に映画を観に行く。

「クロバーフィールド/HAKAISHA」

怪獣が出てくる映画だということで、観に行った。

劇場に着くと、受付のところに、「ネタバレしているのでパンフレットのサンプルは置いていません」などと書いてある。
で、パンフレットもご丁寧にシールで封印してある。
そのうえ、「これからこの映像をご覧になる方に、決して映像の内容についてはお話しになりませんようお願い申し上げます。」などと書いてある。

ネタバレとか言うから、何かバレては困るような≪ネタ≫があるのかと思ったら、何にもない。
本当に何もない。
設定そのままの、何のヒネリもない作品である。

映画は、何かの企業の日本支社に副社長として赴任することになったロブという若いビジネスマンを祝福するサプライズパーティの最中、ニューヨークに何かが出現し、パーティを撮影していたホームビデオによってその何かが起こした事件が記録されていた、という設定になっている。
そのホームビデオの映像が、そのまま映画になっているわけである。

かつて話題になった「ブレアウィッチプロジェクト」のパターンですね。観てないけど。

映画の冒頭に、この映像はセントラルパークで回収した事件の≪目撃映像≫である、というテロップが出る。

その時点で、普通に考えて、この映像を撮っていた人物は、既にこの世の者ではないと予測がつく。
だって、「押収」じゃなくて「回収」なんだから。

ネタバレとかいうのであれば、この予測を覆してくれないと話にならない。

でも、実際には、映画の中で起こることは、ほとんど予測の範囲内。
がっかりだよ。

映画の構造自体は、アリかナシかと言われれば、アリだと思うのだ。
つまり、怪獣映画を、それに立ち向かうヒーローたちの目線からではなく、それに巻き込まれてなす術もない一般市民の目線から描くというのは。

でも、それは≪破壊のカタルシス≫を怪獣映画の本質とするなら邪道だし、あくまでも一種の実験として、ミニシアターで単館上映するレベルでならアリ、という代物だろう。

全国でロードショー公開するような映画じゃないよ。

こだわるが、本当に何の≪ネタ≫もない。

後の席に座っていたカップルの女が、男をなじるように「これで終わり?」とつぶやいて、帰っていったが、気持ちはよくわかる。
せめてエンドロールの最後にオチの映像でもないかと思って最後まで席に座っていたが、それも無し。

結局、仕掛けだけが存在して、中身が何もない映画であった。

ちなみに、≪ネタバレ≫という文字を見て、私が勝手に想像したのは、最後の最後まで怪獣の身体の一部しか見せずにおいて、ラストシーンで全身が大写しになったら、あのハリウッド版ゴジラでした、というオチだ。
後でハリウッド版ゴジラと照合してみたら、ちゃんと、あの作品の中でのゴジラの行動と一致するように出来ていました、とか言うなら、パロディとして高く評価したのだが。

でも、実際には、割と早い段階で、全身が認識できるカットがあって、これまたがっかり。

ついでだからケチをつけるが、撮影しているビデオカメラはロブのもので、そこには別の日に撮った映像の入ったビデオテープが入ったままになっており、その上に重ねて録画してしまったため、映画の所々で、その前の映像が顔を出すという仕掛けになっているのだが。

ロブは、まだ30になるかならない年齢で、日本支社の副社長になるというエリートですぜ?
今時テープ式のビデオカメラかよ。
最低でもDVD、もしくはハードディスク録画の機種でしょうよ。
映画の初めの方に、恋人の寝姿を撮った映像が残っていて、そこで彼女が「HPに載せるんでしょ?」と聞く場面がある。
それでテープってことはないだろうよ。

まあ、テープに重ね撮りという仕掛けを思いついたので、それで押し通したんだろうけど。

しかも、パーティの始まる前からビデオは回っていて、映画の最後まで設定上は12時間ぐらいあるのだが、その間、断続的に使用していて、しかも途中でライトも使用したりしているのに、バッテリーがあがらないって、どういうこと?
映画の途中で、ロブの携帯のバッテリーはあがっているのに。

パッとしない作品だったので、そんなことばかり気になってしまったよ。

それから、本編1時間25分の作品で、冒頭の20分も使ってパーティの場面を続けるなよ。
死ぬほど退屈だったぞ。

というふうにケチをつけて楽しみたい人にだけおすすめします。

ま、普通はそれを「時間の無駄」と言うのだけれど。

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April 06, 2008

武士の秩父

おのれ、よくも俺の嫁に手を出しやがったな、セメント詰めにして、東京湾に沈めてやる!

どうでもいいことだが、この映画のタイトル「武士の一分」は、「ぶしのいちぶん」と読むのだよね?
ところが、私が好きな映画「十三人の刺客」の中で、主演の片岡千恵蔵は台詞の中で「ぶしのいちぶ」と言っている。
どちらが正しいのだろう。
手許の国語辞典では「いちぶん」ではあるのだが。

これもどうでもいいことだが、この「武士の一分」で、目の見えなくなった亭主のことを上役に頼みに行ってやられてしまう妻を演じたDに先日会った。
会ったと言っても、挨拶をしたに過ぎないが、実は、うちの職場に雑誌の写真撮影に来たのである。

モデルを入れた撮影は過去に若干ながら経験はあるが、名の知れた女優は初めて。
スタッフの気の使いようが半端じゃない。
その雑誌でDを取り上げるのが初めてだということだったので、要領がつかめないという部分はあったのだろうが、ちょっとつまめるスナック類やイチゴなんかが大量に用意されていて、そのうえコーヒーメーカーまで持ち込んでちゃんと豆で珈琲を入れたりなんかして、こんな撮影見たことないなぁ、って感じであった。

苦笑したのは、9時にやって来て、撮影開始が11時過ぎだったこと。
メイクと着付けをしていたのだが、それにしたって。

ちなみに、やって来た時は、メイクをしていない状態だったのか、頭からタオルをかぶっていたが、フツーに美人でしたけどね、その状態でも。

ちなみに、掲載は来年の2月号。
随分先だけど、それまで今のような人気があればいいけどね。

やはりどうでもいいことだが、1年近く先の雑誌記事のための撮影というのは、これが高級雑誌だからだろうが、それに引き換えテレビ番組からの依頼というのは、いつもたいてい直前だ。
今週末に放送があるので写真を貸して欲しいという依頼、ニュース番組ならともかく、急過ぎないか?
しかもちゃんと期日までに写真をメールで送ったのに、受け取ったという返信メールもないぞ。

あ、もしかしたら、スパム扱いされちゃったのかな?

しかし、いずれにせよ、こういう拙速な制作態度が捏造の元だと思うのだが、あまり反省の色は感じないなぁ。

まったくどうでもいいことだが、先日仕事で同業者に会った時、私が書いている職場のブログを「見ましたよ」と言ってくれたのだが、それに続けて、「うちでもブログを立ち上げようという話が出たんですが、そんな時間があるのは館長だけだって事になって、立ち消えになりました」って。
俺は暇人だと言いたいのか?

さて。

最近届いた古書目録に面白そうな品がいくつかあった。
しばらく古書も買っていなかったので、あれもこれもと注文していたら、支払いが16万3300円になってしまった。
まあ、5軒の古書店から購入した14品の合計金額だから、それぞれの値段はそれほど高くはないし、1軒あたりの支払いは普段並だが、一度にこれだけ払うのは、古書価としては初めてだったので、ちょっと興奮した。

しかし、そのうち大当たりといえる資料は2点。
それに、中当たりが4点といったところか。

あとは期待したほどではなかった。

まあ、目録買いにはつきもののことだが。

その大当たりと中当たりの資料を用いて本編サイトを更新したので、ご興味のある方はぜひ。

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