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March 19, 2008

入間の竪琴

「水島、一緒に日本へ帰ろう!」
「うるせぇ、埼玉は日本じゃないってのか!」

掲示板をなくしてしまったので、ここで本編サイトの更新について。

海外神社の狛犬―台湾の場合』という論考をアップしてみた。

私が初めて台湾を訪ねたのは1998年

その時には、日本統治時代に台湾に神社が創られ、そこには狛犬もあったらしいと知ってはいたが、そんな通り一遍な知識があるに過ぎなかった。

それが、台湾には神社の“痕跡”が多く残って降り、そこには現存している狛犬もあるということを知ったのは、2001年だったか、2002年だったか。
初めにそれを知ったきっかけはちゃんと記憶していないが、くにさんからの情報だったと思う。
また、台湾在住のフリーライターである片倉佳史さんのサイトおよび著作を通して、多くの情報を得た。

この頃から、くにさんが繰り返し台湾に渡航し、現地調査をして、その調査情報と写真を私に送ってくださるようになった。

性格の悪い私は、自分は日本にいながら、やれ「写真が小さい」だの、「こんなにブレてちゃ何だかわからない」だの、「そこまで行っといて、なんで台座の写真をとらないんだ」といった罰当たりなダメ出しをしていたのだが、くにさんはそれにも関わらず(かなりムカついたらしいけれど(苦笑)、次々と情報を伝えてくれた。

そうこうするうちに、様々なデータが蓄積してきて、これを何か形にしたい気持ちになってきた。

かくして、今回公開した論考の原型となる文章を書いたのが、2005年。

しかし、まだその時点では、文章にはしたものの、公開することには躊躇いがあった。

何と言っても、データは全てくにさんからのもので、私は何もしていない。
完全に他人のふんどしである。
このまま公開するのは、自分の研究室に属する大学院生の研究成果を、自分のものにして発表する悪徳大学教授みたいな行為だ。

いかに恥知らずな私でも、それはくにさんに申し訳がない。

そこで、新しい情報が手に入る度に改稿を繰り返しつつも、ずっと寝かせていた。

そんな状況の中、くにさんから耳よりな話が。
台湾の神社と狛犬を巡る旅が企画されているというのだ。

狛研でも告知がなされた「台湾の神社旧蹟視察と狛犬に逢ふ旅」である。

この旅に便乗させてもらい、二度目の台湾旅行をしたのが2007年11月。
10ヶ所の神社跡を巡り、狛犬類も12対ほど実際に目にした。

現時点で確認されている狛犬の5分の1にも満たない数ではあるが、これで何か論じる資格ができたと勝手に判断し、公開できる形に整えていった。

幸いくにさんにも公開についてご快諾いただいたので、こうして公開することにしたわけである。

ご覧になる方は、まずじっくり一覧表を見ていただきたい。

くにさんとの共同制作によるこの一覧表こそ価値がある。
私が書いた本論など、ただのおまけである。

そして、一覧表を見て、この狛犬には見覚えがあるというものがあったら、ぜひご教示いただきたい。

そういう情報の呼び水とすることも、公開した理由なのである。

よろしくお願いいたします。

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Comments

でも、「羽生の宿」というくらいですから…

Posted by: router | March 21, 2008 at 11:28 PM

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