輪が道を行く
輪廻。
さて、「斬撃」の上映スケジュールを確認していたら、このタイトルに目がとまった。
同じ日から劇場公開が始まるというので、久しぶりに映画館をはしごする。
「沈黙の逆襲」
すいません、これもセガールです。
ちなみに、「斬撃」は銀座シネパトス、「沈黙の逆襲」は新宿バルト9。
街を移動してのセガールはしごです。
こんなバカなことをするのは、私だけかと思いきや、シネパトスで見かけたのと同じ客をバルト9でも見かけました。
バカ万歳!
セガール演じるリチャード・ローランドは刑事。
ある時、相棒とともに犯罪グループのアジトに踏み込み、銃撃戦の末、犯罪者たちを全員射殺する。
ところが、相棒が突然、その犯罪グループの金を着服しないかと持ちかけてきたので、断ったところ銃で撃たれ瀕死の重傷を負う。
ローランドが一命を取り留めたため、事の露見を恐れた相棒がローランドを殺しに来るが、逆にローランドが相棒を射殺する。
懸命にリハビリし、刑事への復職を目指すローランドだが、警察は彼を解雇する。
失意のローランドのもとに、一本の電話がかかってくる。
それは、ともに警察学校で特殊訓練を受けた親友からの電話だった。
今は実業家となっている彼は、娘が誘拐されそうになったため、ローランドにボディガードを依頼してきたのだ。
その誘拐未遂の裏には、彼の幼馴染で、今は犯罪組織のボスである男がいた。
その男は彼の持つある利権を狙っていたのだ。
やがて、娘の恋人の裏切りにより、娘は誘拐されてしまう。
ローランドは娘を救いだせるのか?
ま、こちらはいつものセガール調である。
大した映画ではないが、「斬撃」がひどすぎたので、すごくまともな映画に見えるよ。
本当は、「逆襲」はいつものパターンだろうから、「逆襲」を先に観て、それから「斬撃」を観るつもりだったのだが、タイムスケジュールの関係で、この順番になった。
それは幸いなことであったわけですな、結果的に。
しかし、2本トータルで考えて、もう無理ですなぁ、セガールにアクションは。
太りすぎだし、歳だし。
この映画だって、「刑事ニコ」とか「ハード・トゥ・キル」の頃の身体と動きのキレなら楽しく見られたが、今の姿では、ため息が出るばかりだ。
「斬撃」なんか、アクションシーンはセガールの部下役の黒人男の方が比率が高いくらいだ。
昔なら一人で全部やったはずだが、もはやそういう副主人公を置かないと持たないのだろう。
アクションもそうだが、ロマンスも無理でしょう。
自分がガードしている親友の娘と、何となくいいムードになり、娘の恋人は、それへの嫉妬もあって誘拐に手を貸すわけだが、そんなストーリーが成り立つ体かよ、このデブ、と言いたくなってしまいますわ。
デブ以上に、すっかりオヤジだし。
しかし、かつてはその独特のアクションを楽しみに見ていたセガール映画だが、もうこうなって来ると、ダメさをけなすために見に行っているようなものだ。
あーあ、倒錯してるなぁ(苦笑)
あと、同工異曲な映画ばかりなので、最近は何を見てもセルフパロディと言うか、自己パクリと言うか、どこかで見たようなシーンが多くて。
まあ、それだけこちらが、そんな映画にお付き合いしているというわけでもあるのだが。
この道はどこまで続いているんだろう?




































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