March 06, 2018

鉱毒のグルメ

死ぬね。

最近、You Tubeのおかげで、以前なら旅行中ぐらいしか目にすることのなかった地方の地上波テレビ局の番組を目にすることが出来るようになった。
まあ、公式のもの以外は、本来違法なものなのだろうけれど。

それはそれとして、関西圏と首都圏でしか生活したことがないので、それ以外の地方の地上波テレビ事情については、「チャンネル少ないんでしょ?」くらいの関心しかなかったのだが、改めて見ると、地方テレビ局にも自局製作の番組があり、アナウンサーもいる。

で、ふと思ったのだ。
女子アナって全国にどのくらいいるのか、と。

こういう、好都合なサイトがあったので、ここに登場するテレビ局のサイトを片っ端から調べて見た。
嘘だ、NHKは面倒なので調べなかった(笑)

このサイトに従うなら、地上波の民放テレビ局は、在京の5局を除いて122局ある。

一部の局で、アナウンサーとパーソナリティの区別が明確でなかったり、アナウンサーとキャスターを局に所属している人なら合算したりしたので、厳密な数字とは言い難いのだが、女性アナウンサーは778人が局に所属していた。
男に興味はないので、男性アナウンサーは数えなかった。

1社平均6.4人の女子アナがいることになる。

フリーアナウンサーを起用していて、局所属の女性アナウンサーがいない局(2局)から、10人以上が所属している局(16局)までまちまちだが、トータルで見ると、決して少ない数字ではない。

ちなみに、在京5局では合計136人なので、全国に、テレビ局所属の女子アナは914人存在することになる。
なお、在京5局の平均は27.2人。
地方局に比べるとけた違いに多い。

面白いのは男女比で、同数か、女性の方が多いという局が多い。
女性の方が退社することが多いからだろう。

結婚したり、フリーになったり、というのは在京局でもある話だが、そのほかに、他の地方局へ移籍する例も少なくない。

昨年の春に、局で新卒時に採用していた女子アナが3人同時に退社した北海道放送では、それぞれ別の地方局に所属していた女子アナ3人を新たに採用している。
退社した3人のうち2人(大栗麻未・金井憧れ)はフリーになっている。

地デジ化前、私がまだ普通にテレビを見ていた頃、東京MXの学生アナウンサーをやっていたためその名を記憶している村田千弥は、四国放送に新卒で入局した後、中京テレビに移籍し、出産を機にフリーになっている。

こういう人の入れ替わりがあるので、逆に新卒採用される余地も出てくるというわけで、それなりに新陳代謝は起る。

女子アナウンサーになるのは狭き門だと言われるが、そう考えると、在京局にこだわらなければ、それなりに入口は存在する。

札幌テレビでは、毎年女子アナを採用しているわけではないが、2005年に同時に3人、2008年にも同時に3人、2015年には同時に4人を採用している。

タイミングが合えば、チャンスはあると言える。
もっとも、2005年入局の3人は全て退社、2008年入局の3人は2人が退社し1人しか残っていない。
2015年の4人はまだ誰も退社していないが、これが2人くらいにならないと、次の採用はないのだろう。
会社としては誰も辞めないというのは痛し痒しなのかもしれない。

とは言え、今回は数に入れなかったNHKは全国に支局があるし、最近は局アナを経ずにフリーアナウンサーになる者もいる。
「アナウンサー」という肩書だけなら、案外すぐになれるのかもしれない。
別に資格ではないわけだし。

しかし、フリーアナウンサーといいながら、実質グラビアアイドルという人もいる状況を見ると、もう何が何だか。

いや、どうでもいい話ですね(笑)

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August 24, 2017

姪の肩たたき

姪の使いまわしになってしまった。

7月28日

5時に起床し、ボディシートで体を拭い、ドライシャンプーで頭をすっきりさせる。
繰り返すが、この病院では入浴できない患者には火・木・日に温タオルが配られる。
温タオルで頭を拭いても、余計に臭くなるだけなので、頭は毎日ドライシャンプーでケアし、身体は温タオル、もしくは温タオルがない日にはボディシートで拭うという形でやり過ごしていた。
それでも、部屋が蒸し暑くて汗をかくので、自分でもちょっと汗臭く感じる。

ということで、部屋が寒いと言ったジイさんが既に退院しているので、こっそりと勝手に室温を2度下げた。26度を24度に。

7時30分頃、朝食。

ロールパン
マーマレード
グリンピース入り炒り卵
バナナ
牛乳

朝食の前後に検診用の点眼をされ、9時にT医師の検診。

「土曜日退院で確定ですよね?昨日、看護師さんに確認したら、まだ確定じゃないって言われたんですけど」
「確定だよ。誰、そんなこと言ったの?」

という会話で、退院は確定。

やれやれと思っていたら、9時30分にまた検診に呼ばれる。
まさか退院が中止になったかと思ったら、なぜか今度はW医師による検診が行われた。

なぜかわからないが、いずれにせよ、退院は覆されはしなかった。

11時30分頃、昼食。

ご飯
イカと野菜のサラダ
福神漬け
果物ヨーグルト和え
ビーフカレー

退院が確定となれば、やることは色々ある。

まずは院内のコインランドリーで洗濯。

洗濯が済んだところで、看護師に2つのことを確認。

一つは普段服用している循環器系の薬のこと。
家では薬を切らしているが、退院が土曜日となると、数日は地元のかかりつけ医には行けないので、1週間分ほど処方して欲しい。

もう一つは、入浴について。
T先生は29日から首から下の入浴は可ということだったけれど、退院前に身体を洗いたい。可能だろうか。

しばらくして、看護師が医師からの伝言を持って来る。

薬に関しては5日分出します。
入浴に関しては、主治医のT先生が帰ってしまってつかまらないので、W先生に確認したが、眼科のトップであるT先生が29日からと言っているものを、私が変更はできない、とのことです。

なんだその理由(苦笑)
患者よりも上司優先か?

それならば、ということで、看護師に対し、では29日の退院前の朝の時間帯はどうか、と聞いたのだが、この病棟は皮膚科と共同で、午前中は健診前の皮膚科の患者さんが浴室を使うので、予約が一杯で無理です、との回答だった。

えー、この夏場に、5日間入浴していない人間を、そのまま放り出すのかよ。

ゴネてもしょうがないので、結局、ボディシートを買い足すとともに、制汗スプレーも購入した。

いつもは17時30分頃に夕食が運ばれてくるのだが、この日はなぜか遅れて、18時頃に夕食となる。

ご飯
シルバーの西京焼
筍と昆布の煮物
青菜の辛子和え
生揚と葱の味噌汁

そう言えば、この日、皮膚科のあんちゃんが退院していった。
この病室の中で、彼だけは例外的に、頻繁に点滴を打たれたり、繰返し軟膏を塗ったりと、大変そうだった。

もっとも、心筋梗塞経験者としては、死ぬ心配はないから、大したことないじゃん、という思いを抱いたりもするのだが。

うつ伏せ寝、最後の晩。
やはり苦しい。
エアコンの設定温度を下げておいたのに、それでも顔の周辺が暑くて寝苦しい。

7月29日

6時前に起きて、全身をボディーシートで念入りに拭う。

朝食前に看護師が血圧などの検査に来て、続けて健診用の点眼。

7時30分頃、朝食。

ご飯
高野豆腐の煮物
キャベツの和えもの
野沢菜漬け
玉葱の味噌汁
牛乳

9時前にはT医師の検診があって、次回の通院日を決める。

実は、実家の売却が迫っているので、退院したらすぐに京都に帰るつもりだ。
ところが、通院日は8月1日という。

「8月1日って火曜日ですか、水曜日にしてもらえませんか?」
「水曜日は僕の診察日じゃないから、責任持てないよ」

ということで、火曜日になってしまう。

ちなみに、こんなことにならなければ7月31日~8月3日まで京都の実家に戻って、最後の片づけをして、それで実家とお別れするつもりだった。
しかし、30・31日しか実家に滞在できなかったため、色々やり残しが出てしまい、8月19日~21日にも帰省することになってしまった。

それはそれとして、いよいよ退院である。
看護師から、1階に行って治療費を支払って、そこで貰った用紙を持ってナースステーションまで来るようにとの指示を受ける。
つまり、支払いが確認できないと退院手続きをしないという形式だ。

これは、青梅市立総合病院に入院した時とは違う。
総合病院では、退院と支払いは切り離されていた。
実際、退院時には支払いはせずに病院を後にして、後日、改めて支払いに出向いた。

どちらが主流なのか分からないが、世知辛いことだ。

高額療養費制度を利用したので、支払いは9万円弱。
心筋梗塞の時のように、月をまたがなくて良かった。

それにしても、病状の深刻さが雲泥の差とは言え、この病院の退院患者の扱いは納得できない。
心筋梗塞で入院した総合病院では、病床まで退院手続きや退院後の療養の説明に来てくれた。
それに対して、この病院では、ナースステーションに呼びつけて、立ち話だ。

釈然としない。

裏で話すべきことを患者の前でしてしまう医師に、患者を揶揄するような落書きをする手術室の看護師、そして、声高に雑談する病棟の看護師。

この病院に対しては、総じて良い印象はない。

それでも、世話になったので、帰りがけに「お世話になりました」と声をかけていったのだが、全く無反応だった。
もっとも、この点だけは総合病院でも同じだったが。

さて、退院日には昼食までは用意されていないので、帰りがけに、病院内の食堂で食事して帰ろうと思ったのだが、なんと、土日はお休み。
仕方がないので、もう、そのまま帰ることにする。

帰るにあたっては、病院の目の前の道路を都営バスの花小金井駅前―青梅車庫の路線が走っているので、時間はかかるがそれで帰ることにする。
乗り換えずに青梅まで座って行けるから。
それと、次の通院の際にこれを利用しても大丈夫かどうか、所要時間を確認する意味もあった。
概ね1時間40分で青梅駅前に到着。
ここでバスを乗り換えて、自宅に帰る。

そして、ようやく念願のシャワーを浴びて、すっきりしたところで、そのまま家を出て、京都の実家に帰ったのであった。

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August 23, 2017

目がクラム

「クラム」というドキュメンタリー映画があるんですが、面白い作品でしたよ。
ちなみに、クラムはアメリカのコミック作家です。

7月27日

例によって早起き。5時には起きてしまう。

朝食前の7時に健診用の点眼に来る。
その後、7時30分過ぎに朝食。

ご飯
赤魚西京焼き
茸の卸和え
焼き海苔
小松菜の味噌汁
牛乳

今日はT医師の検診。

9時頃に、看護師が再度検診用の点眼に来る。
ちょうど点眼の時間だったが、「すぐに検診がありますから、点眼は健診の後にしましょう」と言われる。

その直後に、温タオルが届く。
この病院では入浴できない患者には火・木・日曜の3回、温タオルが提供されるのだ。
タオルが温かいうちに身体を拭きたいし、「すぐ検診がある」とは言われたものの、診察室に来るようにとは言われなかったので、身体を拭くのを優先する。
先日みたいに、点眼するだけして、10時30分まで検診がない、ということもあるし。
すると、廊下から、「呼んだんですけど」と先程の看護師が医師に言い訳している声が聞こえる。
声がだんだん近づいてくるので、あれが呼んだことになるのかよ、と思いながら、再度呼ばれる前に、こちらから廊下に出る。

T医師から、「まだガスが残っているけど、土曜日退院ってことで」と言われる。
昨日は女性医師に来週と言われていたので、思わずキョトンとすると、「早い方がいいでしょ、嫌?」と言うので、「いや、早い方が助かります」と答える。
「それと、剥離が上の方だから、うつ伏せをやめて横向きに寝てもいいよ」との診断が出る。

想定より退院が早まったので、職場に電話する。
すると、お見舞いには行けないので、昨日、健康保険限度額適用認定証を病棟気付で郵送した、とのこと。
前回、心筋梗塞で入院した際に、高額医療費制度を利用しようとしたら、職場の誰も制度のことを知らず、認定証の取得に手間取ったのだが、今回はそれを踏まえて、先に用意しておいてくれたようだ。
助かる。
ただ、受け取りそこなうと面倒なので、病棟の事務スタッフにその旨伝える。
これは、午後に無事手元に届いた。

11時30分頃、昼食。

ご飯
焼き物(甘塩鮭)
大根卸し
中華風サラダ
ブドウ

白内障手術の老人二人がそろって退院。
白内障の手術は2泊3日なんですね。
入れ替わりで新しい患者が入るが、どうやら新たな入院患者ではなく、病室を移動しただけのようだ。

退院と言われたので、まだ明後日なのに、退院準備に取り掛かる。
ほぼ手ぶらで来たので、色々と持ち帰るための紙袋を売店で購入。
洗濯は明日するつもりだが、院内のコインランドリーを見に行き、システムを確認しておく。

夕方、看護師が勤務交代のあいさつに来る。
この病院は、朝夕2回必ず、交代のあいさつに来るのだが、おっちゃんはもう歳なんで、看護師の名前が覚えられない。もっと言うと、メガネをはずしている時が多いので、顔も見えていない。
十把ひとからげで、看護師という捉え方しかできない。
向こうも、あまり手間のかからない私のような患者には、あまり気も向けないし。

それはそれとして、こちらは既に退院する気満々だが、診察の後、退院に関することを、誰も、何も説明しに来ないので、この機会にこちらから聞く。

「T先生から土曜日退院と言われましたが、間違いないですよね」

「いえ、それはまだ確定事項ではありませんので、明日、T先生に確認してください」

何を?
この病院の医師と看護師の意思の疎通はどうなっているのだ?

モヤモヤしながら、「そうですか、わかりました」と答える。

17時30分過ぎ、夕食。

一昨日、木曜日の夕食はメニューが選択できますから、この用紙のメニューから選択してくださいと言われた。
大雑把に言うと、肉系と魚系だったので、肉系を選ぶ

ご飯
豚肉からし揚げ
にら
里芋たらこ和え
野沢菜漬け
ナメコと豆腐の味噌汁

夕方の看護師が、私が胸用クッションを足元にどかして置いているのを見て

「クッション使わないんですか?」
「硬すぎて胸が痛いんですよ、持って行ってもらえますか」
「だったら、もっと柔らかいクッションがあるんで、それを持って来ましょう」

先に言ってくれよ(苦笑)

その柔らかいクッションで寝てみたが、やはり剣状突起の部分が痛い。
その時に、ひらめいたことがあったので、夕食後に看護師が来た時に、顔のうつ伏せ用枕を、もう一つ貸してくれるように頼む。

これは名案だった。
胸にこの枕を置けば、剣状突起を逃がすことが出来る。
入院4晩目にして、やっと楽な寝方を発見した。

朝の検診で、もう横向きに寝てもいいと言われはしたが、退院までのあと二日はうつ伏せに寝ようと思う。
その方が早く状態がよくなりそうな気がするので。

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August 18, 2017

目からうどん粉が落ちる

さては、貴様、香川県人だな!

7時30分、朝食。

ご飯
和風炒り卵
ホウレンソウおかか和え
大根の味噌汁
牛乳

朝食前と朝食後に2度も看護師が健診用の点眼に来る。
その割には、結局検診に呼ばれたのは10時30分過ぎだった。

今日はT医師ではなく、女性の医師。
まだ眼球内がガスでパンパンなので、フェイスダウンを続けるようにとのこと。
ガスは自然に体に吸収されていくということで、安心する。
説明が十分ではなかったので、ガスを抜く手術が別途必要になるのではないかとおびえていたのだ。

退院の見込みを聞いてみるが、来週中と言われる。
諸々差し迫ったことがたまっているので、早く退院したいのだが。

左目は、まだちゃんとは見えない。
それでも、当初は光を感じる程度だったものが、真下を見ている時だと、何となく物の形がわかるようになってきた。
しかし、ぼやけていて、ちょうどプールの中で目を開けて、水の外を見ている時のような感じだ。

午前中に、院長回診がある。
患者の顔を覗く程度の回診をする意味なんかあるのかね?

11時30分頃、昼食。

ご飯
ポークソテーカレー風味
野菜のドレッシングサラダ
インゲンのソテー
玉子スープ

さて、病室は4人部屋だが、24日に私が部屋に入った時点では先客が2人いた。
そのうちの1人が、昨日、入れ替わり、空いていた病床にもう1人患者が来た。
この2人は白内障の手術を受ける患者で、1人は既に片目を手術済みで、反対の目を手術する患者、もう1人は初めて手術する患者だった。

その初めて手術する方が、入院後、様子を見に来た看護師に、具合を聞かれ、部屋が寒いと言いだした。
それはいいが、それを聞いた看護師が、ごくごく気軽に、「じゃあ、部屋の温度、上げますねぇ」と言って、エアコンの設定温度を上げた。

その結果、一気に部屋が蒸し暑くなった。
そう感じているのは私だけではなく、先客である40歳前後の男も暑いようで、しょっちゅう聞えよがしに「あっつい」とつぶやき、頻繁に病室を出ていく。
家族との面会などに使う休憩室があって、そちらの方が涼しいのだ。

実はこの病棟は眼科と皮膚科の共用で、彼は皮膚科の患者らしい。
皮膚科の患者に蒸し暑いのは苦痛だと思うぞ、素人の俺から見ても。

ちなみに、私も暑いのはつらい。
と言うのも、うつ伏せになった時に、どうしたって呼気が顔の周囲に溜まる。
体温で暖まっている呼気が溜まると、当然ながら暑い。
そのせいで寝苦しくなる。
おまけに入浴禁止だから、うっすらとでも汗はかきたくない。

それなのに、よくエアコンの温度を上げるな、あの看護師。
こっちの2人にも気を使ってくれよ。
寒いなら、毛布を増やすとかすりゃあいいじゃんか。

しかし、なんとなくだが、ここの病棟の看護師は抜けているというか、ユルイ気がする。
病室の位置のせいもあるのか、とにかく看護師やスタッフの雑談がよく聞こえてくるのだ。
ちょっとぐらい患者に気を遣わないのか。
そういうのは、無駄に患者の不安を増してしまうと思うがな。
俺が神経質すぎるか?
でも病人ってのは、そういうものだろう。
心筋梗塞で入院した青梅市立総合病院ではそんなことはなかった。
患者が死ぬ可能性がほとんどない病棟だから緊張感がないのかな。

17時30分過ぎ、夕食。

ご飯
生揚とエビの五目煮
若布と白すの酢の物
西瓜

することもないので、21時の消灯に合わせて寝る。
が、苦しくて寝られない。
というか、胸用クッションの硬さのせいで、胸が痛くなってきた。
剣状突起がではなく、胸そのものがだ。

ついにどうしようもなくてクッションをどかして、丸めた掛け布団とバスタオルを胸の下に置いて、寝る。

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August 17, 2017

目には目を、バニーはバニーを

意味はないし、語呂もよくない。

11時30分頃、昼食。

ご飯
茸入り卵焼 豚挽肉あんかけ
人参と隠元の炒煮
ホウレンソウのごま和え

昼食後、1階の売店へ。
以前入院した青梅市立総合病院では院内売店だったが、ここはセブンイレブンが院内にある。
外向きの入口もあり、普通に外部の人も利用している。
感染対策とか、衛生管理とか、どうなってるんだろう?

売店で、着替えの下着、テレビ用イヤホン、スリッパ、ボディシート、ドライシャンプー、ペンを購入。
店頭に、ガラケー用の充電器が見当たらなかったので、レジで聞くと、出して来てくれたので、それも購入する。

このご時世で、まだガラケー用が売られているのはありがたかったが、さすがに潮時とも感じる。

病室に戻って、ティッシュを買い忘れたことに気が付いたが、面倒になって、そのままにする。

父親の再三の入院、自分自身の入院を通して、とりあえず入院生活にはテレビカードが必要なことは知っていたが、この病院もご同様。
ただ、この病院はあまりテレビカード化されていない。
テレビカードはテレビと冷蔵庫くらいにしか対応しておらず、コインランドリーは小銭でないと使えない。
どちらが良いとは言い切れないが。

イヤホンを買ってきたので、テーブルに突っ伏して、画面を見ずに音だけ聞く。
ああ、昼間のテレビはつまらん。
結局、ニュースを時々聞く程度にする。

充電器が手に入ったので、安心して携帯電話の電源を入れる。
万が一のために、入院を仕事関係の人に伝えた後は電源を切っていたのだ。
予測はしていたが、仕事がらみの電話が数本。

もうひとつ、郵便局から電話が入っていた。
クール便が届いているので、早めに受け取って欲しいという用件だった。

なんとなく見当が付く。
父親の実家の寺を継いでいる私の従兄が、父親の死後、事あるごとに物を送ってくれるのだ。
その都度、父親はあなた方に色々と世話をしたかも知れないが、私には何か送ってもらうようないわれはないのでやめてくれ、捨て置いてくれと言っているのだが、やめてくれない。
有難迷惑である。
それがよりによって、入院中に届くとは。

入院中で受け取れないということを伝えたら、先方に伝えてどうするか相談しますということになった。
ちなみに、翌日には従兄から電話がかかってきた。
こちらとしては退院したら伝えるつもりでいたのだが、入院中の人間に電話してくるかね?

18時30分過ぎ、夕食。

ご飯
かじき煮付け
胡瓜と鰻の酢の物
南瓜の含煮
生揚三葉の味噌汁

夕食後、薬剤師が薬の説明に来る。
目の手術をしたので眼薬は当然処方されているわけだが、私には毎日飲んでいる薬もある。
これについては、普段から財布の中に、服用している薬の一覧表を入れている。
医師にはそれを示してあったのだが、処方された薬は、それとは異なっていた。
ジェネリック薬に置き換えられていたのだ。

普段のものはプラビックス・バイアスピリン・メインテート・クレストール・タケプロンの5種類。
そのうち、プラビックスがクロピドグレル、メインテートがビソプロロールフマル酸塩、タケプロンがランソプラゾールに代わっていた。

なんで代替品はどれも名前が長いんだ(苦笑)

ちなみに、眼薬はクラビットが細菌感染予防の抗生物質、サンベタゾンが炎症・アレルギーを抑えるもの、ブロナックが炎症を抑えるものである。

あとはやることがないので、テーブルに突っ伏して、ボーっと過ごすしかない。

21時に消灯となり、しかたなくうつ伏せ寝になるが、なかなかベストポジションがつかめない。
あーでもない、こうでもないと試行錯誤しながら、寝たり起きたりするうちに日付も変わり、前夜あまり寝れなかったこともあって、気が付けば眠っていた。
もっとも、4時頃には目が覚めてしまったが。

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August 16, 2017

姪にモノを見せてやる

下ネタですよ。

病室に運ばれ、あてがわれた病床で、今後の生活の説明を受ける。
睡眠はもちろんうつ伏せ、通常時も眼薬をさす時以外は下向き。これをフェイスダウンと言うらしい。
もっとも、手術後は眼帯で押さえられていたので、眼薬をさすようになるのは2日目からだったが。
洗顔・入浴は禁止。これは目に雑菌が入らないようにと言うことだろう。

病室に入ったら、間もなく夕食の時間となった。

ご飯
梅干し
なめこの味噌汁
青菜と卵の炒め
白身魚のトマトがけ

心筋梗塞の時と違って、普通食メニューなので、ご飯の量が多い。
後日、別の患者がこの食事は何カロリーかと看護師に聞いていたが、答えは「人によって違うが1日1600から1800キロカロリーくらいです」というものだった。
心筋梗塞で入院した時のカロリー制限された食事が1日1600キロカロリーだったから、それとの比較で行くと、1800キロカロリーは確実にある。
今思えば、入院中はたいして動きもしないし、ダイエットのために糖尿病食にしておけばよかった。それでも、退院した時には1.5kgほど体重が減っていたが。

食後に、看護師が改めて説明に来る。
その際に、休憩室に給水機があるのでカップがあれば水やお茶が飲める、という説明があった。
そこで、緊急入院したのでカップはない、しかし、のどが渇いている、と話したら、その看護師がカップを持って来てくれた。
この病院では、食事の前にお茶が配られるのだが、その際に使用されているカップだ。
後で返してくださいね、と言ってそれを置いて行ってくれたので、のどの渇きを抑えることが出来た。
有難かった。

心筋梗塞の時は、手術直後はICUに入れられ、点滴、血圧計、尿の管が付いた状態で、寝返りも打てない状態だった。
病棟に移っても、しばらくはベッドから降りることすら禁じられた。

今回は、手術直後を除いて、移動についての制限はあまりない。とにかく下を向いていろ、ということくらいだ。
しかし、これが意外とつらい。
暇が潰せないのだ。
本も読めないし、テレビも見られない。
これは心筋梗塞の時の方がまだマシだった。
特に、この入院初日はイヤホンがないので、テレビの音だけ聞くという手も使えない。
ただただ、退屈だ。

さらにつらいのが、うつ伏せ寝だ。
私は、若い頃から太っていたため、肋骨の下の剣状突起が前に張り出しているという、特異な体形をしている。
そのため、うつ伏せに寝ると剣状突起が圧迫されて、苦痛が生じる。
だから、かれこれ40年くらい、うつ伏せ寝をしたことはない。

そんなうつ伏せ寝をしなければならない。
病院では、うつ伏せ寝用にU字型の枕と、胸用クッションを貸してくれる。
しかし、そのクッションが堅めなので、剣状突起が痛い。
とりあえず、初日は、色々と試した揚句に、体の左側に胸用クッションを置き、右側には掛け布団を丸めたものを置き、真ん中に谷間を作って、剣状突起がそこにおさまるようにしてうつ伏せ寝する、というスタイルをとった。
これでかろうじて寝ることが出来た。

7月25日
入院2日目。
病棟は21時消灯、6時点灯というサイクルになっているが、寝辛いので、5時には起床。
7時前に看護師が来て、眼帯を外してくれる。
とともに、後刻の検診用にと眼薬をさしていく。
例の瞳孔を開く眼薬だ。

7時30分頃、朝食。

ロールパン2個
マーガリンとジャム
洋風温野菜
ボンレスハム
オレンジ
牛乳

食事を済ませると、8時過ぎにはT医師に呼ばれ、病棟の診察室に。
経過は順調。

さて、何も持たずに緊急入院したのだが、この病院では業者による患者衣・バスタオル・フェイスタオルのレンタルがある。
何種類かパターンがあるが、患者衣・バスタオル・フェイスタオルのセットで日額486円。
入浴できない状況なので、毎日新しいものが届くのはありがたい。
ただ、前日には注文してあったのだが、なかなか業者が持ってこないので、実は手術の後、この検診まで手術衣を着ていた。
健診後にようやく届けられたので、早速着替える。

9時少し過ぎに、看護師が眼薬を持ってきて、点眼の指導。
9時・13時・16時・20時の1日4回点眼。
眼薬はクラビット、サンベタゾン、ブロナックの3種。
クラビット、サンベタゾンは毎回、ブロナックは9時と20時の2回点眼する。
こんなもん、インシュリン注射に比べれば屁でもない。

その後様子を見に来た看護師が、昨日看護師が貸してくれたカップを見咎め、声を荒げる。

「このカップ、何が入ってるんですか!これは返さないといけないんですよ!」

昨日看護師に借りたとは言わずに、緊急入院で何も持っていないので一時的に借りたのだ、この後買い物に行くから、すぐに返す、と弁明する。
しかし、そんなに怒ることかね?

その買い物だが、血圧を測りに来た看護師が午前中にあと2~3回検診があると言うので、午後にすることにしたのだが、結局その後は何もなかった。

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August 15, 2017

白内障大魔王

語呂が悪い。

失明したくはないので、医師に従い、その病院に向かうことにする。
地元の眼科を出たのは13時頃で、電車を乗り継いでその病院にたどり着いたのは14時頃。
紹介状を持って受付に行くと、ここでも検査の連続。
15時頃に、紹介状の相手であるW医師の診察を受ける。
簡単な問診と、確かに網膜剥離である、原因は強度の近視だろうということを話した後、更に詳しい眼球の画像をとると言うので、また眼球の撮影を2種類行う。
そして診察室に呼ばれると、今度はW医師とは別のT医師と言うのがいて、「じゃあ、手術しましょうか」と言う。
「えっ」と言ってキョトンとしていると、

「説明されてないの?」
「地元の眼科には早くても明日と言われましたが」
「なんだ、説明してないのか、もう1件手術があるっていうから、急いで終わらせてきたのに。だったら、明日、Wにやらせようか。あいつに責任取らせよう」

と、看護師に話しかけながら、T医師が、すでに診察時間を終えて帰ってしまったW医師に電話を始める。

そういう会話を、患者の前でするかね?

その上で、

「どうする?今日にする?明日にする?」

と私に聞いてくる。

「今日と明日だと退院日は違いますか?」
「そりゃ、1日違うだけだね」
「そうですか」

と言って、考え込んでいると、

「じゃあ、今日にしようか。どうする?」
「わかりました、お願いします」

ということで、手術をすることになる。

T医師から手術内容についての説明を受ける。

簡単に言うと、眼球内の硝子体を切って剥離した網膜の裏に入り込んだ体液を抜くとともに、眼球内にガスを注入して、そのガスの圧力で剥離箇所を圧着するという手術である。
この手術をすると、1年以内に必ず白内障になる。
そのため、通常は白内障の手術を同時に行うのだが、あなたの場合は強度の近視だし、水晶体にも今のところ濁りは全くないので、白内障の手術はせずに水晶体を残します。
手術後は、当分の間、常時うつ伏せ姿勢を取ってもらうことになります。

イヤな気持になる要素しかない(苦笑)

手術前の血液検査と心電図測定を行った後に、手術室に向かうことになる。

手術開始は16時30分頃。

危惧していた眼球そのものへの注射はなかったが、眼の上下に2本の麻酔注射をする。
注射針が見えるのは、恐怖以外の何物でもない。

手術の際には眼球に穴を開けたはずだが、麻酔が効いているので、何も感じないし、何も見えない。

しかし、耳は聞こえる。
T医師と、手術の助手(医師か技師かはわからない)の男、数人の女性看護師が、談笑しながら手術している。
頼むから、真剣にやってくれよ。
まあ、手慣れた、難易度の低い手術なのかもしれないが、こっちはほとんど心の準備もないまま、あれよあれよと言う間に手術室まで来ちまったんだから、不安なんだよ。

やがて、眼球内にガスが注入される。
この時、洗面器にホースを突っ込んで水を出した時みたいな、液体の流れる感じが眼球内に広がるのが見えた。
これはちょっと面白かった。
まあ、二度と見たくないけれど。

無事に手術は終了し、起き上がる。
40分ほどの速やかな手術だった。
車椅子に載せられ、病室に移動するまで、しばし待たされる。
もちろん姿勢は顔を下向きにした状態だ。

その時、奇妙なものに気付く。
手術中、点滴を打たれていたのだが、その点滴を固定するテープに落書きがされている。
ハゲ親父の。

これは、何か?
俺のつもりか?

マンガチックなものなら笑えるが、変にリアルなタッチの絵で、なんかムカつく。
点滴を刺した看護師が描いたのだと思うが、馬鹿にしてんのかという気分になる。

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August 14, 2017

網膜は栗

4年ぶり、ほぼ同じ時期に、またしても入院した。
今度は網膜剥離だった。

忘れもしない6月8日。
その日、明治大学社会人講座リバティーアカデミー「狛犬から眺める日本とアジア」の野外授業で神田明神と湯島天神を訪ね、その後、自分の仕事の企画の準備で、向島の一帯を歩いた。
一通り用を済ませ、吾妻橋の袂までたどり着いたら、停留所があったので、バスに乗って錦糸町駅に向かうことにした。
いざバスに乗り込んで、眼をつぶって顔の汗を拭き、眼を開いたら、左目に異変が起こった。
左目の視界の下辺中央あたりにマッチの先くらいの黒い点が、突然現れたのだ。

眼をパチパチしても動かずそこにあるので、眼の中に問題があるのは明らかだった。

真っ先に疑ったのは糖尿病網膜症だった。
以前心筋梗塞になった際に、糖尿病の治療をしているので、可能性が高いのはそれだと思ったのだ。

すぐに医者に行くべきだったのだが、ちょうどその時期は予定が立て込んでいた。
実家の売却が決まってその片付けにも追われていたし、自分の職場が主催するイベントもある。
とりあえず、命にかかわるわけではないからと、ちょっと様子を見ることにした。

そんな訳で、症状があらわれてから1ヶ月ほど放置していた。
その間、黒い点は特に変化することもなかったので、時間が出来たら医者にと思いながら日々を過ごしていた。

ところが。

7月17日から19日まで、実家の片付けのため帰省したのだが、その数日の間に、黒い点が急に広がって、左目の視界の下側3分の1くらいの大きさの半円になった。
さすがに、これはまずいと思ったが、その週末7月22日にイベントがあったので、そこまでは何とかこなそうと考えた。
そして、週が明けた月曜日、7月24日に、地元の眼科に足を運んだ。

しかし、眼科というのは、なぜあんなに混んでいるのか?
ネット情報では9時から診療開始ということだったので、9時少し過ぎに眼科に行ったのだが、すでに待合室は満員で、診療までは2時間待ちだと言う。
聞けば、8時に受付を開始して、8時30分から診療を始めているとのこと。
そういうことは先に言ってよ。

2時間待ちとは言うものの、その前に検査をするというので、2時間、院外で時間を潰すというわけにもいかない。

しかたなくじっと待つこと1時間余り、10時半頃に検査室に呼ばれる。
眼圧やら視力やら検査された後、問診を受け、左目の視界の下3分の1に黒い影があるということを話すと、視野を調べる検査を受けることになった。

そうやって色んな検査を受けながら、内心で思っていたのは、「さっさと瞳孔を開く眼薬さしてよ」ということだった。
心筋梗塞の後、糖尿病網膜症を発症していないかを確認するために眼科にもかかっていたので、そういう眼薬をさして眼底を見るものだということは知っていたので。

散々色々検査をして、眼球内の写真を撮りたいので、瞳孔を開く眼薬をと言いだしたのが11時30分。
この眼薬が効き始めるまでに30分ほどかかるので、またしばらく待たされて、12時過ぎに眼球内を撮影して、ようやく医師の診察を受けることになる。
そこで網膜剥離との診断が下る。
剥離箇所が眼球内の上の方なので、なかなか目視では確認し難かったようだ。
確かに、見せられた写真によると、隅丸長方形に網膜が剥がれているのがわかる。

それはいいが、医師が「いますぐ紹介状を書きますので、このままこちらの病院に行って、手術を受けてください。今日の今日とは行かないかもしれませんが、明日には手術を受けることになります」と言い出した。
実は通院で何とかなると思っていたので、衝撃を受ける。

「今週の木曜日に講演の仕事が入ってるんですが」と答えたところ、「早く手術しないと失明の恐れがあります。仕事は断ってください。必要なものは病院でも買えますから、すぐに行って入院してください」と言う。

マジか。
何でいつも急に入院になるんだよ(嘆)

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February 19, 2017

夜尿バス

ドリームスリーパーでおもらししたら、罰金も高いかな?

という長い前置きの末、本題に入るが、今回、話題になっているドリームスリーパーに乗車してみた。
両備バス・関東バスによる高級夜行バス。
ちょうど、キャンペーン期間中で、本来は20,000円の料金が18,000円になっていたからだ。

全11席で、全席個室というのが売りだが、その個室を味わってみたかったのだ。

昼行便なら気にならないが、夜行だとどうしても気になるのが、プライバシーの無さだ。
そのためにカーテンを設置しているバスもあるが、所詮はカーテンだ。
それも、完全には遮蔽してくれない。
そして、それすらも完備されていないバスもある。

細かいことは知らないが、多分、法的に規制があるのだろう。
なので、ドリームスリーパーも、完全個室になっているものの、扉に鍵はなく、室内には監視カメラが設置されている。
カメラは背後にあり、着席時には作動しない仕組みらしいが、良い気分のものではない。
とは言え、他の乗客からは姿を見られることがないというのは、大幅なストレス緩和になる。

シートのサイズ自体は、プレミアムドリーム号のプレミアムシートと大差はない。
しかし、個室になっているので、前の席の背もたれがこちらに倒れてくる圧迫感はない。
プレミアムシートも、前の席との間に十分な距離は取られているが、カバンや靴が前の席の背もたれの下に入る形になるので、PAでの休憩時間にちょっと困ったりする。
その心配はない。

もっとも、ドリームスリーパーは内部が土足禁止になっているので、乗降口で靴を着脱しないといけない。
それが面倒くさくて、今回は一度も車外に出なかった。
これに関しては、自席で靴が着脱できる方が、格段に楽。

ちなみに、ドリームスリーパーは乗客を対象にしたPAでの休憩は、名神高速道路の草津PAのみ。
その後、新東名の長篠設楽原PAと東名の足柄PAに、そこそこ長時間停車したことに気づいたが、これは乗務員の交代と車両点検のため(それとおそらく時間調整)のもので、乗客が下車することは前提にしていない。

さて、肝心の個室内だが、これはすごく良い。
単に、元々こういう小さく仕切られた、色んなものがコンパクトにまとまっている空間が好きだからというのもあるけれど、他の夜行バスとは比べられないくらい良い。

テーブルが大きくて、パソコンを載せることもできるし(今回は持っていなかったが)、部屋ごとに自由に照明を調節できる。
夜行バスと言えば、カーテンをきっちり閉めないといけないものと相場が決まっているが、これも自由にできる。
まあ、高速道路の周辺にそんなに夜景の楽しめるスポットもないし、そもそも車体にプリントされた文字が窓を遮ってもいるのだが、それでも、その気になれば、車窓を楽しみながら、テーブルにつまみをひろげて、酒を飲むことも可能だろう。

シートのリクライニングは、チルト・リクライニング・全自動・フットレストの4種類のスイッチがある。
シートのクッションも売りの一つだが、確かに感触がいい。
最近は歳のせいか、長時間バスのシートに座っていると、尻が痛くなるのだが、全くそんなことはないし、朝、下車した後の、あの全身の節々が重い感じもなかった。
正直に言うと、頻繁に目が覚めたが、あまり深く眠れなかったのは、こちらのテンションの問題と、最近の私自身の睡眠傾向(一度目覚めると、すぐに寝付けない)の方に問題があるのだろう。
希望を言えば、もう少し背もたれが倒れるといいのだが。
規制があってフルフラットに出来ないのはわかるし、むしろ、個人的にはそうなる必要はないのだが、あと少しだけ、倒したかったよ。

あと、プラズマクラスターを発生させる空気清浄機は、あまり意味がないような気がするし、そもそも設置位置が席の真横というのが、ちょっと邪魔。
というか、吹き出した空気が体にあたるので、うすら寒い。

それと、トイレが狭い。
プレミアムドリームより狭いんじゃないかな。
また、便座に座ると、流水音が流れるようになっているのだが、無駄じゃないかな。
そもそも、走行音がそれよりもうるさいんだから。

ということで、個室自体は、なんだったら自宅に欲しいくらいのものだったが、もう一度乗るかと言われたら、多分乗らない。

問題は、何と言ってもルート。

現在は、門真車庫・難波OCATと池袋西口を結ぶルートだが、まず、京都を経由しないルートなので、京都の人間としては、わざわざ難波まで行くのが面倒。
やっぱり、難波は南関西の人向けの場所だろう。

到着するのも池袋西口なので、自宅のある青梅まで遠すぎる。
到着時間からすれば、青梅方向は、基本的に通勤とは逆ルートだから混まない。
とは言え、JRなら、中央線に乗るために移動する池袋―新宿間は混むだろう。
西武を使う手もあるが、西武池袋線は拝島駅までの直行はない。
拝島駅にたどり着くためには、所沢―小平間を移動しなければならないが、これはピッタリ通勤ラッシュと方向が同じになる。

そう考えて、西武池袋線で入間市駅まで行き、そこから河辺駅北口行きのバスに乗るという、いささかトリッキーな方法で青梅まで帰った。

ちなみに、薬を飲む必要があるので、途中で朝食をとったせいもあるが、バスの到着が6時35分(定刻は6時40分)に対し、そのまま職場に出勤して職場への到着は9時50分だった。

それと、価格は、やはりネックだろう。
バス代+カプセルホテル代と考えれば、20,000円も高くはない。
しかし、そもそも夜行バスって、そういう存在ではないかと考えると、高い。
今回は18,000円だから話のタネに乗ってみたが、難波にたどり着くまでと、青梅に帰り着くまでの交通費も含めて考えると、ちょっと。

実際、今回は火曜日の夜ということもあってか、11人が埋まらず、同乗の客は4~5人だった。

京都でも乗車できて、立川でも降りられるのなら、時々使いたいところだが。

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February 17, 2017

トリム号

車内で運動させられます。

高速バス、特に夜行バスは、実はそれほど好きではない。
東京に住む京都出身者として、30年以上、何度となく東京と京都の間を往復しているが、高速バスはほとんど利用してこなかった。

大学生時代、時間が有り余っていた頃、最も好きだったのは、東海道線を普通列車で乗り継いでいくことだった。

その頃、人気があったのは東京駅発大垣駅行の夜行列車。
まだ“ムーンライトながら”と呼ばれるようになる前の話だ。
なにしろ、東京駅で千葉大学に進学した地元の中学時代の同級生と偶然出会ってしまうほどに、人気だった。

ただ、あの頃使用していた車両の座席では、とても寝られなかった。
さらに、早朝の大垣駅での乗り換えが、中途半端で嫌だった。
大垣駅からさらに関西方面に行く乗客は、乗り継ぎ時間が短いので、みんなダッシュしていた記憶がある。
「早朝からダッシュしたくない、せめて米原まで行ってくれ」と、いつも思っていた。

いや、いつもと言っても結局2回しか乗ってないけど。

結果として、昼間の普通列車を乗り継いでいくようになった。
昼間なら景色も眺められるし、何より、青春18きっぷ1枚で行ける。
鉄道好きならご存知のように、大垣夜行は日付をまたぐので青春18きっぷ1枚では乗れないのだ。

そう言えば、当時は5枚つづりで販売されていた青春18きっぷを、友人と金を出し合って1枚ずつにばらして分けて使っていたのを思い出す。

そんなわけで、東京から京都へは昼間に普通列車を乗り継いで帰り、実家で少しお金をもらって新幹線で東京に戻るというのが、よくあるパターンだった。

そんな中、その当時のドリーム号で京都に帰ったことがあったが、座席は狭いし、周りに気を遣うし、結局寝られないしで、いい思い出ではない。
結局1度しか乗らなかった。
以来四半世紀、夜行バスは避けてきた。

しかし、この2年間、度々、高速バスを利用している。
親が死んで空き家になった実家に、片付けと管理のため月一で帰ることにしたからだ。
いま住んでいる青梅から新幹線で往復すると、自由席でも2万7000円くらいしてしまう。
何とかなる金額ではあるが、毎月はつらい。
それにいつも同じ交通機関だと飽きてくる。

それで、節約として、また気分を変えるために、時々高速バスを利用することにした。

新幹線だとその日のうちに帰れる代わりに、終電が早いという理由もある。
定期的に実家に帰るために休みを取るとなると、遊びのために休暇を取ったり早退したりしにくいのだ。
しかし、夜行バスなら夜遊びした後にでも、乗車できる。

これまでに利用したパターンだと、東京から京都へ帰る時は、東京駅・新宿駅・立川駅のいずれかから乗り、京都から東京に戻る時は、高速長岡京・名神大山崎・京都駅のいずれかを利用する。

東京から京都への路線で乗車経験があるのは、東京駅・新宿駅発のJRバス関東・西日本JRバスのドリーム号。
立川駅からの、西日本JRバス・西武観光バスのドリームさいたまと、南海バス・山陽バスの立川―京阪神線。

これらは全て夜行バスだが、京都から戻る時に夜行バスを利用したのは立川―京阪神線のみ。
このバスだと、早朝のJR青梅線昭島駅前で下車できるからだ。
昭島駅前が夜行バスに乗り降りできる場所としては、一番自宅から近いはず。
このバスを利用した時は、自宅に荷物を置いて、そのまますぐに出勤した。
仕事にならなかった(苦笑)

高速長岡京・名神大山崎は、昼行便でしか利用していない。
ていうか、名神大山崎なんか深夜にバス待ちできる場所じゃない。
あんな所から夜行バスに乗ったら、地獄に連れて行かれそうだ(笑)

名神大山崎からはJRバスの東海道昼特急、高速長岡京からはウィラーの昼の便を利用した。

東海道昼特急はいままで2度利用した。
2度利用したのは、この路線は富士山がよく見えるからだ。

最初の時は、突発的に東名江田で下車して、あざみ野駅―武蔵溝ノ口駅―立川駅―青梅駅のルートで帰ったが、あざみ野駅は遠かった。
東名江田から最初降りる予定だった新宿駅(バスタ開業前のお話)までの所要時間が45分~50分くらい。だったらその分がアドバンテージになって、江田で降りた方が早く帰宅できるんじゃないかと、思ったのだが、そうでもなかった。
2度目の時にはバスタ新宿が出来ていたので、新宿までそのまま乗って行った。

ウィラーは川崎駅で降りたが、実際には川崎駅から離れた所で降ろされるので、あざみ野駅ほどではないが、面倒くさい。

そんなこんなで、出した結論は、高速バスを利用するなら、東京から帰る時はプレミアムドリーム号のプレミアムシートを利用し、京都から戻る時は昼行便を利用する、である。

夜行バスでもプレミアムドリーム号のプレミアムシートは、通常席より広いし、1階に4席しかないため乗客も少ないので、それほど周りを気にしなくてもいい。
欠点は、料金が新幹線で帰るのと変わらないことと、結局のところ間仕切りがカーテンでしかないことだ。

一方、京都から戻る時は、青梅にまで戻ることを考えると、アクセスの良い高速バスの停留所がない。
新宿で降りたら青梅駅まで電車に乗ってから1時間ほどかかる。
立川はそれより30分は早く帰れるが、それでも自宅に帰り着くには1時間は必要だ。
だから、京都から戻る時は昼行便でないと、体力的・気力的につらい。

ただ、昼行便だと1日がつぶれてしまう。
貴重な休みを移動だけで費やすことになる。

ということで、一周まわって、やっぱり高速バスはつらいということになるのだが。

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